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ラ・フォンテーヌの寓話絵皿 19世紀 ショワジー・ル・ロワ
CVA030522
Used
プレート, 絵皿, ラ・フォンテーヌ17世紀フランスの詩人ラ・フォンテーヌが著した『寓話 Fables』(ファーブル）の中でもとくに有名な『オオカミと子羊（ le loup et l'agneau）』のワンシーンが描かれています。ラ・フォンテーヌの寓話はフランスでは知らない人はいないといえるほど人々に愛され続けている物語。フランス人なら、この絵を見れば誰もがラ・フォンテーヌ ！とわかります。
ラ・フォンテーヌの寓話はどれも人生の理不尽がシニカルにユーモラスに語られる人生訓のようなものですが、とても深く、読み手の年齢や環境、経験などによって読み方が変わってくるお話だとおもいます。
『オオカミと子羊』は、強者の理屈は常に正しく、どんなに理屈が通っていても弱者は強者に従わざるをえないという不条理が語られるお話ですが、果たして本当にそうだろうか？と読者に考えさせる内容になっています。この絵皿は、象徴的に描かれた1枚のタブローといってもいい美しさです。子羊とオオカミが出会い、オオカミが強者の論を吠える瞬間……。美しい森の中の小川のせせらぎが聞こえてきそうです。
裏には刻印あり。全体にとてもよい状態です。裏は全体に貫入からのシミができています。
お皿を掛けるサポートが必要でしたらご注文時にメッセージを添えてください。サービスでおつけします。
目立つダメージはなく、アンティーク品としてはたいへん良好なコンディションですが、長い時を経たものですので多少の汚れや傷はございます。ご理解の上、お買い求めください。
プレート１枚の価格です。
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